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シフト作成アプリは無料のままで足りる?個人店で無料が続く条件と、つらくなる境目
最終更新日:2026年8月7日
アルバイトやパートさんが数人いて、毎月のシフト希望を紙やLINEで集めて、店長が表に打ち直している——というお店向けの話です。
「シフト作成 アプリ 無料」で調べると比較記事がずらっと出てきますが、どれも「どれが無料か」までで止まってしまう。知りたいのはそこではなくて、うちは無料のままで足りるのか、それとも途中で行き詰まるのかやと思うんです。その境目を書きます。
先に結論
- スタッフが5人以下で、希望の出し方が全員そろっているお店なら、無料のシフト作成アプリや表計算ソフトで足ります。無理に有料のものを入れる必要はありません。
- 無料プランは「使える人数」に上限が設けられていることが多く、上限を超えた時点で有料に切り替わります。人が増える予定があるなら、上限の人数を先に確認してください。
- しんどくなるのはシフトを組む作業ではなく、その手前の「希望を集めて、出していない人を追いかけて、表に転記する」工程です。ここが減らない道具は、無料でも有料でも効果が薄いです。
- 見落としやすいのはスタッフ側の手間です。全員にアプリを入れてもらい、アカウントを作ってもらう前提の道具は、人の入れ替わりがあるお店ほど定着しません。
- AIでシフトが全自動で完成することは、現時点の道具では期待しないほうが安全です。下書きまでは作れます。
そもそも「無料」には3つの形がある
同じ「無料」でも中身が違うので、比較記事を読む前にどれの話かを分けておくと迷いません。
| 無料の形 | 何が無料なのか | 詰まりやすいところ |
|---|---|---|
| 紙・LINE・表計算ソフト | 全部。道具の費用はかからない | 集めた希望の転記。出していない人の催促。表の版がずれる |
| 個人用のシフト管理アプリ | 自分の勤務予定を記録する用途 | 人から希望を集める機能がない。店長が使う道具ではない |
| 業務用ツールの無料プラン | 少人数・限られた機能の範囲だけ | 人数の上限。使える機能の制限。上限を超えた月から有料 |
比較記事で「無料」と紹介されているものには、10名程度までなら無料といった人数の条件がついているものがあります(アスピック / ITトレンド)。費用より先に「何人まで無料か」を見てください。 ここを見ずに入れると、人が増えた月に選び直すことになります。
無料のままで足りるお店の条件
次の4つが当てはまるなら、無料の道具で問題ありません。
- スタッフが5人以下で、当面増える予定がない。
- 希望の出し方が全員そろっている(全員がLINEで、決まった書き方で送ってくる、など)。
- 希望の締め切りが守られている。催促の連絡が毎月発生していない。
- シフトを組むこと自体は迷わない。誰をどこに入れるかは、店長の頭のなかでほぼ決まっている。
逆に言うと、無料の道具が破綻するのはこの4つのどれかが崩れたときです。道具の機能が足りなくなるより先に、運用のほうが崩れます。
つらくなるのは「組む」ところではなく「集める」ところ
シフト作成というと表を埋める作業を思い浮かべますが、時間を食っているのはたいてい手前です。
- 紙で集めると、字が読めない、名前の書き忘れ、紛失といった問題が起きます(アールシフト)。
- LINEで集めると、トークが流れていって、誰が出したかを遡って数えることになります。
- 集めたあとは、結局それを1枚の表に打ち直す作業が残ります。この転記が消えないと、道具を変えても楽になりません(らくしふ)。
うちも最初は「表を作るのが面倒なんやろ」と思ってたんですが、店長さんに聞くと、しんどいのは決まって追いかけるほうでした。3人分そろわへんまま締め切りが来て、その3人にだけ個別で連絡する。あれが毎月あるのは、正直きついと思います。
道具を選ぶときは「シフトが自動で組めるか」より先に、「集める・催促する・転記する」が減るかで見てください。
見落としやすいのは、スタッフ側の手間
ここが一番の落とし穴です。多くのシフト管理アプリは、スタッフ全員にアプリを入れてもらい、アカウントを作ってもらうことが前提になっています。店長にとっては1回の設定でも、お店全体では次のコストが発生します。
- 全員に説明して、インストールとアカウント作成を完了してもらう手間。
- 人が入るたびの招待、辞めるたびの削除。入れ替わりが多いお店ほど繰り返します。
- 登録しきれなかった人が結局LINEで送ってきて、アプリとLINEの二重管理になる。
ログイン不要でURLを配るだけ、という形のほうが定着しやすいという指摘もあります(サクミル)。
判断の基準はシンプルでいいと思います。「来月から入る新しい人が、説明なしで5分以内に希望を出せるか」。これに「たぶん無理やな」と思うなら、その道具は続きません。
AIでシフトは自動で完成するのか
「AIシフト作成」と書かれた道具が増えていますが、期待値は下げておくのが安全です。機械が得意なのは、希望と必要人数を突き合わせて、条件に反しない案を出すところまでです。「この人とこの人を同じ時間に入れない」といった、お店ごとの事情を含めた最終判断は人がやることになります。
現実的な効果は「白紙から埋める」が「たたき台を直す」に変わることです。それでも十分に楽ですが、確定まで機械に任せられると思って入れると、期待外れになります。
YORYOR の場合
YORYOR のシフトは、上に書いた「集める」ところを軽くする道具です。
- スタッフはログイン不要で、合言葉だけでスマホから希望を提出できます。 アプリのインストールもアカウント作成も要りません。
- 集まった希望はそのまま一覧になるので、LINEやメモから表に転記する作業がなくなります。
- 必要人数が足りているかを確認できます。
- AIによるシフトの下書きが作れます。ただし作るのは下書きで、最終的な調整と確定は店長が行います。 人の確認を経ずにシフトが確定することはありません。
- 料金は月額980円(税込)です。カード登録なしで14日間試せて、期間を過ぎてもカードを登録しなければそのまま自動で停止します。
できること・できないことは /spec にまとめてあります。料金や解約まわりは /faq に書きました。
合わないのはこういうお店です。
- 給与計算までまとめたいお店。YORYOR のシフトが扱うのは希望の収集とシフト表の作成までで、給与計算・労務管理の機能はありません。ここが目的なら、勤怠側の道具を探すほうが早いです。
- 費用をゼロに抑えたいお店。980円でも払いたくない、という判断は当然あると思います。上に書いた4つの条件が当てはまっているなら、無料のままで困らへんはずです。
- シフト表をCSVで書き出して、別のソフトに取り込みたいお店。画面からのCSV書き出し機能は現在ありません。
正直、スタッフが3人で、全員がきっちり期日に希望を出してくれるお店なら、うちを入れても変わるところは少ないと思います。効くのは**「毎月、誰かを追いかけている」お店**です。
まとめ
- スタッフ5人以下・出し方がそろっている・締め切りが守られている、なら無料の道具で足ります。
- 無料プランを選ぶときは、費用より先に**「何人まで無料か」**を確認してください。
- 有料に切り替える価値があるのは「シフトを組む」機能ではなく、「集める・催促する・転記する」が消えるときです。
参考
YORYOR は個人経営・小規模のお店のための予約とシフトのサービスです。料金は1サービス月額980円(税込)で、予約1件ごとの手数料はかかりません。できること・できないこと を先に読んでから、カード登録なしの14日間無料 でお試しください。