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臨時休業やお盆の休みで予約を止める方法|個人店が直す4か所と、入れる順番

最終更新日:2026年8月7日

お盆、年末年始、家の用事での急な休み。「休む」と決めたあとに手を動かす場所は、実は1か所ではありません。予約の受付を止めただけでは足りないし、逆に告知だけ先に出して受付が開いたまま、ということも起きます。一度で終わらへんのが、この作業の厄介なところです。

この記事は、個人でお店をやっている方が、休みを入れるときに直す場所と、その順番を確認するためのものです。

先に結論

  • 休みを入れるときに直すのは、①予約の受付 ②地図サービス(Google ビジネス プロフィールなど)の営業時間 ③SNS・ホームページの告知 ④店頭の掲示、の4か所です。予約システムに休業日を入れても、地図サービスの営業時間は変わりません。
  • 手をつける順番は「受付を止める」が先です。告知を先に出すと、それを見た人が予約ページから休業日の予約を入れてしまい、あとから個別に連絡する手間が生まれます。
  • 予約の受付を止める設定は、繰り返しの「定休日」と、その日だけの「臨時休業」の2種類に分かれます。お盆や年末年始のような連続した休みは、後者で入れます。
  • Google ビジネス プロフィールの「特別営業時間」は、一時的な変更と連続して最長6日間の休業を想定した欄です。7日以上休む場合は、この欄だけでは表しきれません。
  • すでに入っている予約は、休業日を設定しても自動では消えません。設定する前に、その期間に予約が入っていないかを先に確認してください。

休みを決めたあと、実際に直すのは4か所

「休みの告知を出す」で終わりにすると、たいてい抜けが出ます。役割が違うものが4つあると考えてください。

直す場所 何のためか 抜けるとどうなるか
予約の受付(予約システム・フォーム) 休みの日に予約が入らないようにする 休業日に予約が入り、1件ずつお詫びの連絡をすることになる
地図サービスの営業時間 検索したお客さまに「休み」と表示する 「営業中」と出たまま、当日お客さまが来てしまう
SNS・ホームページの告知 すでにお店を知っている人に伝える 常連のお客さまが休みを知らないまま来る
店頭の掲示 通りかかった人・直前に来た人に伝える 休みの理由が分からず、閉店したと思われることがある

いちばん見落とされやすいのは2つ目です。予約システムの中は完璧に休みにしたのに、検索したときに出る営業時間が通常のままで、お客さまが来てしまう。この抜けは、自分では気づけません。予約は入っていないので、こちらの画面は静かなままやからです。

順番は「止めてから、知らせる」

4か所を直す順番は、次のとおりです。

  1. 予約の受付を止める
  2. 地図サービスの営業時間を直す
  3. SNS・ホームページに告知を出す
  4. 店頭に掲示する

理由は単純で、告知を見た人がまず取る行動が「予約する」だからです。受付が開いたまま告知だけ出すと、休みを知ったうえで「じゃあその前後に」と予約ページを開いた人が、うっかり休業日を選んでしまいます。そうなると、あとから1件ずつ連絡して日程を取り直すことになる。この作業がいちばんしんどいので、順番だけは守る価値があります。

もうひとつ、受付が何日先まで開いているかを見てください。 3か月先まで予約を受け付けているお店なら、年末年始の休みは10月には入れておかないと、その前に予約が入ります。「休みが決まった日」ではなく「その日が受付範囲に入る前」が、設定するタイミングです。

「定休日」と「臨時休業」は別の設定

予約システムやフォームで休みを止めるとき、たいてい2種類の設定が用意されています。名前は製品によって違いますが、役割はどれも同じです。

種類 何を指定するか 使う場面
定休日(営業する曜日) 曜日の繰り返し。製品によっては「第◯週の◯曜日」も指定できる 毎週水曜休み、第2・第4火曜休み
臨時休業(休業日) 日付そのもの。1日単位、または期間 お盆、年末年始、法事、体調不良

長期休暇を定休日のほうで設定しようとすると、うまくいきません。曜日の繰り返しなので、8月11日から16日までといった連続した日付を表せないからです。繰り返す休みは定休日、その年その日かぎりの休みは臨時休業、と分けて覚えておくと迷いません。

なお、終日ではなく「その日の午後だけ閉めたい」という場合は、また別の設定になります。この「時間帯だけ閉じる」ができるかどうかは製品によって差が大きいところなので、必要な方は事前に確認しておいてください。

地図サービスの営業時間は、予約システムとは別に直す

ここが独立した作業だと知らないまま、抜けているお店が多い場所です。予約システムと地図サービスはつながっていないので、片方を直しても、もう片方は通常営業のままです。

Google ビジネス プロフィールの場合は「特別営業時間」という欄で設定します。公式ヘルプには、この欄について次のように書かれています。

一時的な営業時間の変更や、連続して最長 6 日間の休業の場合に設定します。

終日休業する場合は「x」で表します。

特別営業時間を設定する方法 - Google ビジネス プロフィール ヘルプ

注目してほしいのは 「連続して最長6日間」 のところです。お盆に1週間まるごと休むお店だと、この欄だけでは表しきれません。7日以上休む場合は、この欄で足りるかを確認したうえで、足りない分は告知(投稿・SNS・店頭)で補う前提で考えておいてください。

すでに入っている予約はどうなるか

休業日を設定しても、すでに入っている予約が自動でキャンセルされることはありません。 これはどの仕組みでも同じで、勝手に消えるほうが事故になるからです。

なので、作業の順番としては次のようになります。

  1. その期間に予約が入っていないかを確認する
  2. 入っていたら、先にお客さまへ連絡して日程を取り直す
  3. そのうえで休業日を設定する

先に休業日を入れてしまうと、画面から枠が消えて既存の予約が見えにくくなる作りの製品もあります。確認を先にしてください。

YORYOR の場合

ここから先は、僕がつくっている YORYOR の話です。YORYOR は個人経営・小規模のお店向けの予約とシフトのサービス群で、予約を受けるものは取り置き予約・定員予約・予約帳の3種類があります(できること・できないこと)。

休みの入れ方について、YORYOR がやっていることは1つです。屋号・営業する曜日・臨時休業日を、お店の設定として1か所で持っている。 ここに入れた休みは、契約している全サービスに反映されます。お盆や年末年始の休みを、サービスごとに登録し直す必要はありません(よくある質問)。

これは、同じ休みを何回も入れ直すのが面倒でこの形にしました。予約と回数券、予約とシフト、というふうに2つ以上使っていると、休みを入れる作業が製品の数だけ増えてまうので。

定員予約では、特別な日だけ定員や枠を変えることもできます。「休みではないけれど、その日は少なめに受けたい」という日は、休業日ではなくこちらで調整してください。

合わないケース

  • 休業の告知そのものを代わりに出してほしい、という目的やと合いません。YORYOR が持っているのはお店の設定と受付ページまでで、地図サービスの営業時間やSNSの投稿は、これまでどおりご自身で直していただく形になります。この記事で「4か所」と書いたうちの1か所目だけ、と考えてください。
  • すでに入っている予約を、休みに合わせてまとめて別の日に振り替えるような機能はありません。日程の取り直しは、お客さまとのやり取りで進めてください。
  • 前金や事前カード決済が必須のお店にも向きません。YORYOR に決済の機能はなく、お支払いは店頭で受け取っていただく形です。

まとめ

  • 休みを入れる作業は4か所(予約の受付/地図サービスの営業時間/SNS・ホームページ/店頭)に分かれます。予約システムを直しても、地図サービスは変わりません。
  • 順番は「止めてから、知らせる」。そして、その日が受付範囲に入る前に設定しておくこと。
  • すでに入っている予約は自動では消えません。休業日を設定する前に確認してください。

参考

YORYOR は個人経営・小規模のお店のための予約とシフトのサービスです。料金は1サービス月額980円(税込)で、予約1件ごとの手数料はかかりません。できること・できないこと を先に読んでから、カード登録なしの14日間無料 でお試しください。

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