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パン屋の取り置きをネットで受ける方法|DM・アプリ掲載・自分の受付ページの違い

最終更新日:2026年8月7日

「取り置き、ネットで受けられるようにしたいな」と思って調べると、出てくるのは大手アプリの紹介か、予約システム30選みたいな比較記事ばかりで、肝心の「で、うちはどれを選べばええの?」が分からへんまま終わってしまいます。

この記事は、パン屋・ケーキ屋・惣菜店など店頭で渡す小さなお店の店主さん向けに、取り置きをネットで受ける方法を3つに整理したものです。発送するネット販売の話は含みません。

先に結論

  • 取り置きをネットで受ける方法は、大きく3つ。①インスタのDM・電話のまま受ける ②アプリやポータルに掲載する ③自分のお店の受付ページを持つ
  • 選ぶ基準は「機能の多さ」ではなく、新しいお客さまを増やしたいのか、いまのお客さまの受付の手間を減らしたいのか。目的が違えば正解も変わる。
  • 掲載型は集客とセットで、予約1件ごとの手数料や掲載料がかかる形が多い。 自分の受付ページ型は集客はしない代わりに、月額だけで件数に関係なく使える形が多い。
  • 「取り置き」と「ネット販売(発送)」は別物。 発送を始めると、梱包・送料・食品表示など店頭で渡すのとは違う準備が要る。取り置きだけなら、その準備は要らない。
  • 取り置きの受付で決めるのは4つだけ。商品ごとの1日の上限数/受け取りの日と時間帯/受付の締め切り/お休みの日

そもそも「取り置き」と「ネット販売」は何が違う?

検索すると、この2つがよく混ざって出てきます。まず分けておくと迷いません。

取り置き(この記事の話) ネット販売(通販・発送)
渡し方 お客さまが店頭に取りに来る 梱包して発送する
支払い 店頭で受け取る形にできる 先にネットで決済するのが基本
追加で要る準備 ほぼなし(いつもの店頭販売と同じ) 梱包資材・送料の設定・日持ちや表示の検討
向いている目的 売り切れで買えない人を減らす 商圏の外に売る

取り置きは、普段の店頭販売の「受付だけ」を前に出したものです。売る場所も渡し方も今までどおりなので、始めるハードルはネット販売よりずっと低くなります。

一方でネット販売(発送)を考えている場合は、営業許可や食品表示の扱いが店頭販売と変わることがあるので、保健所や自治体への確認が必要です。この記事はそこには踏み込みません。

ネットで取り置きを受ける方法は、大きく3つ

方法 何が起きるか 費用の形 向いている人
①DM・電話のまま 受付は今までどおり。営業中に手が止まる。個数の管理は自分の頭とメモ 0円 取り置きが1日数件までのお店
②アプリ・ポータルに掲載 掲載先の利用者に見つけてもらえる。お客さまはアプリの登録が要ることが多い 掲載料や、予約1件ごとの手数料がかかる形が多い 新しいお客さまを増やしたいお店
③自分の受付ページを持つ 自分のお店専用の受付ページができる。SNSやGoogleのプロフィールからリンクで渡す 月額だけで、件数に関係ない形が多い 常連さんからの取り置きを整理したいお店

この3つは「良い・悪い」ではなく、役割が違います。②は集客の道具、③は受付の道具です。

①DM・電話のまま、が限界になる合図

つらくなるのは件数が増えたときよりも、「同じ商品を何個押さえたか、自分しか分からない」状態になったときです。スタッフに引き継げず、自分が休めなくなります。

あと地味にしんどいのが、DMは会話の履歴が縦に流れることです。「明日3個」と「あさって2個」が同じスレッドに混ざって、朝の準備のときに遡って数え直すことになってしまいます。

②掲載型(アプリ・ポータル)で気をつけること

掲載型は、その掲載先を見ている人に見つけてもらえるのが最大の価値です。そのぶん構造として次のことが起きます。

  • 費用が「予約が入るほど増える」形になりやすい。 送客手数料や成約手数料という名前で、1件ごとにかかる契約があります。
  • お客さまにアプリの登録をお願いすることになる場合がある。 常連さんが相手だと、ここで止まることがあります。
  • お客さまの連絡先が掲載先に紐づき、自分のお店の名簿として自由に使えないことがある。 契約前に確認しておくところです。

新規のお客さまを呼びたいなら、この費用は「広告費」として納得できます。逆に、もう来てくれている人の受付を楽にしたいだけなら、集客の費用を払っていることになります

③自分の受付ページを持つ場合

自分のお店専用の受付ページを発行して、そのURLをInstagramのプロフィール、Googleビジネスプロフィール、店頭のPOPのQRコードなどに置く方法です。

見つけてもらう力は自分のSNSや口コミ次第なので、新規集客の効果は掲載型ほど期待できません。代わりに、費用が件数に連動しないこと、お客さまが登録なしで使えることが多いのが利点です。

取り置きの受付を始める前に決めることは?

取り置きは、席の予約とは決めることが違います。押さえるのは時間ではなく個数だからです。次の4つを決めれば足ります。

  1. 商品ごとの1日の上限数。 「食パンは1日10本まで取り置きを受ける」のように、つくれる数から逆算します。ここが決まっていないと売り切れの判断ができません。
  2. 受け取りの日と時間帯。 焼き上がりの時間に合わせて「14時〜16時」のように区切ると、レジが混む時間に集中しなくなります。
  3. 受付の締め切り。 「前日まで」「2日前まで」など。仕込みの都合で決めます。
  4. お休みの日。 定休日と、臨時のお休み。ここを先に入れておかないと、休みの日に予約が入ります。

逆に言うと、この4つ以外はあとから決めても間に合います。最初から完璧な設定を作ろうとすると始められないので、まずは1商品だけで試すのがおすすめです

YORYOR の場合

YORYOR の取り置き予約は、上の③自分の受付ページを持つタイプです。

  • 商品ごとに1日の上限数を決めておくと、残りの数が自動で計算され、いっぱいになると売り切れ表示になります。 お客さまはネットから個数を指定して予約します。
  • お客さまはアプリのインストールも会員登録も不要で、リンクを開くだけで取り置きができます。
  • 受け取りは店頭、お支払いも店頭です。
  • 料金は月額980円(税込)だけで、予約が何件入っても追加料金はかからず、送客手数料もありません。カード登録なしで14日間ためせます。

合わないのはこんなお店

正直に書いておきます。次の場合は、YORYOR ではあかんです。

  • 新しいお客さまを増やしたい。 YORYOR はポータルサイトではないので、お店を検索して新規のお客さまを送る仕組みはありません。すでにいるお客さまからの予約を受け取って整理する道具です。集客が目的なら、掲載型を選ぶほうが目的に合っています。
  • 前金・事前決済を必須にしたい。 YORYOR に決済機能はありません。無断キャンセルを決済で防ぎたい場合は、この時点で候補から外してください。
  • 発送してネット販売したい。 YORYOR は店頭で渡す前提の道具なので、通販の機能はありません。

このあたりは /spec に「できること・できないこと」として全部並べていますし、細かい疑問は /faq にまとめています。契約する前に、合わへんところを先に見てもらうほうが早いと思っています。

まとめ

  • 取り置きをネットで受ける方法は3つ。新規集客がほしいなら掲載型、受付の手間を減らしたいなら自分の受付ページ型を選ぶ。
  • 「取り置き」と「ネット販売(発送)」は別の話。取り置きだけなら、いつもの店頭販売のまま始められる。
  • 決めるのは商品ごとの上限数・受け取りの時間帯・締め切り・お休みの4つ。1商品だけで試してみる。

参考

YORYOR は個人経営・小規模のお店のための予約とシフトのサービスです。料金は1サービス月額980円(税込)で、予約1件ごとの手数料はかかりません。できること・できないこと を先に読んでから、カード登録なしの14日間無料 でお試しください。

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